CONTENTS コンテンツ

生花祭壇に込められた、ご家族の想い

生花祭壇は、ただ式場を彩るためのものではありません。
ご家族様が故人様を想う気持ちや、「ありがとう」という感謝の言葉と「おつかれさまでした」と労いの言葉を形に残し、表現するものでもあります。
お花の色や種類、全体の雰囲気ひとつひとつに、ご家族様の気持ちや想いが込められます。
生前お好きだったお花や、季節を感じられる花々を選ばれる方もいらっしゃいます。
私たちは、生花祭壇を「お別れの場を整えるもの」ではなく、ご家族の想いを形にするものだと考えています。

1,生花祭壇とは『 想い 』を花で表現するということ

生花祭壇とは、色とりどりの生花を用いて、故人様への想いやご家族様の気持ちを表現する祭壇のことです。
ただ飾るためのものではなく、これまでの感謝や想い、そして変わらぬ愛情を、花という優しい存在に託して形にしたものでもあります。
花には、それぞれに表情や意味があり、選ばれる色合いや種類には、ご家族様の想いが自然と映し出されます。
言葉ではうまく伝えられない気持ちも、花を通すことで、静かに、そして温かく故人様へ届けることができます。
最期のお別れの場をやさしく包み込み、故人様とご家族様の心をそっとつなぐ、大切な役割を担っています。

2,花一輪一輪に込められた、ご家族の気持ち

生花祭壇に使われる花は、どれも意味を持たずに選ばれているわけではありません。
一輪一輪に、「ありがとう」「おつかれさま」「これからも見守っていてほしい」「ゆっくり休んでね」という、ご家族様それぞれの想いが込められています。
故人様がお好きだった花や色、思い出の風景を連想させる花材を取り入れることで、祭壇はその人らしさを映し出す特別な空間になります。
それは、ご家族様にとって、故人様との思い出を静かに振り返る大切な時間でもあります。
花に託された想いは、言葉にしなくても確かに伝わり、最期のお別れの場に、やさしさと温もりを添えてくれます。

3,色や花の種類が持つ、それぞれの意味

生花祭壇に用いられる花や色には、それぞれに込められた意味があります。
白は清らかさや安らぎ、ピンクは感謝や優しさ、紫は敬意や深い想い、黄色は感謝や希望、色合いひとつで、祭壇全体の印象や伝わる気持ちは大きく変わります。
また、菊や百合、カーネーション、季節の花など、花の種類によっても表現できる想いはさまざまです。
「上品に送りたい」「明るくその人らしく見送ってあげたい」など、ご家族様の願いに寄り添いながら、花は選ばれていきます。
こうした色や花の組み合わせによって、生花祭壇は単なる装飾ではなく、ご家族様の想いを映し出す、かけがえのない空間となるのです。

4,故人らしさを大切にした祭壇づくり

故人様への想いを生花祭壇に表現し故人様らしさを感じてもらえるように彩り、形や規模をイメージします。
お人柄や趣味、歩んでこられた人生を思い浮かべながら、ご家族様の想いを丁寧に伺い、花の色合いや雰囲気に反映していきます。
「穏やかで優しい方だった」「いつも笑顔が印象的だった」 そんな記憶のひとつひとつが、祭壇の表情となって現れます。
故人様をよく知るご家族様だからこそ選べる花があり、その選択が、世界にひとつだけの生花祭壇をつくり上げます。

5,最期のお別れの時間を、やさしく包む生花祭壇

ご葬儀の時間は、故人様と過ごす最期のひとときです。
生花祭壇は、その大切な時間を、やさしく穏やかな空気で包み込みます。
花の香りや色合いは、張りつめた気持ちを和らげ、自然と故人様への想いに心を向けさせてくれます。
祭壇の前に立ったとき、ご家族様それぞれが、これまでの思い出を胸に静かに語りかける。その時間こそが、生花祭壇の持つ大きな役割です。
言葉にできない感情も、花に囲まれることで、少しずつ心の中に落ち着いていく。
最期のお別れをあたたかく支える存在です。

6,想いをかたちにするお手伝いとして

私たちは、生花祭壇を通して、ご家族様の大切な想いをかたちにするお手伝いをしています。
どんなお人柄だったのか、どんな時間を大切にされてきたのか。そのひとつひとつに耳を傾けながら、心を込めて祭壇をお作りします。
「ありがとう」「おつかれさま」という想いが、花を通して故人様へまっすぐに届くように。
そして、ご家族様の心にも、あたたかな記憶として残るように。
最期のお別れの場を彩るだけでなく、ご家族の想いをそっと支える存在でありたいと、私たちは願っています。